子犬を取り出す手助けの方法

予定日できたらぎりぎりに獣医さんでレントゲンを撮っておく。
およその頭数が分かります。その折にお腹の毛をバリカンできれいに刈ってもらう
(いずれ出産後ごっそり抜けてしまうので、思い切って刈ります)



産室の状況@・仕切り箱の回りに新聞紙を貼り付けているのは、
出産時に出血で汚れないように
(親犬によって出血の多い少ないは個体差があります)



産室の状況A仕切り箱の下にはビニールシートを敷いています
たいがい居間の隅で産室を作ります





@親犬がお腹を絞って子犬が出てきました
子犬といっしょに出てくる胎盤は2頭分くらいまで食べさせることも
ありますが多く与えると
下痢をしてしまいます
陣痛微弱でなかなか子犬が出て来れない場合(母犬が高齢であると微弱になりやすい)
母犬のゆっくりの陣痛にあわせて中指をしっかり膣の中に入れ
しっぽの方に向かって上に持ち上げる
陣痛を起こさせる手助けになります
若い母犬の場合はあまりこの方法は使いません



Aすばやく袋を鼻もとから破ってやる。すでに袋が破れて出てくることもあります
慌てないで、へその緒に注意しながら袋から出します
元気のない子犬は気管の中に入った羊水を子犬の鼻から口で吸い上げます



B糸でへその緒を付け根から5mmまでの位置をしっかり結びます


Cハサミで結んだ先を切り胎盤と離す。イソジン消毒液を切り口に綿棒でつけておきます


D親犬に舐めさせると子犬が元気になります
ミャーミャー(猫みたい)泣いたらOK!



E洗面器に人肌より少し暖かめのお湯を入れ洗います
元気のない子はさらに温度の高めのお湯で洗うと動き出します



F用意していた布でしっかり拭いて乾かします


G子犬がよく泣くと親犬が心配するので舐めさせながら拭きます


Hよく乾いたら体重を測り 性別 毛色 カラーの模様など記録用紙に書き込みます


I記録係は決めておくといいですね


J初めての初乳・ちゃんと吸えるかな?
手で支えたら転げないです。最初から自分でしっかり飲める子もいます



K母乳はまれにアルカリ乳に変わることがあります
リトマスシを用意しておき1日一回は試しましょう
目安として石鹸に水をたらしリトマス紙を浸けると濃い青色になります
母乳がその青色に近い色になると元気な子犬から弱って気がつかないでいると
死んでしまいます
確実ではありませんが、アルカリ乳は母犬の年齢が高くなるほど
確率は高くなります。また、子犬が弱く母乳を吸う力が無い場合
母犬の体内に母乳がたまり母犬の高い体温で温められ
母乳の質を悪くします。これがアルカリ乳になる原因の一つと
思います。残った母乳はしっかり絞ってやることも
防止になります。
もし子犬の便がコールタールのような黒い便に変わったら
即刻、母乳をやめ哺乳に切り替えましょう
その場合、母犬の母乳をしっかり搾って氷をビニール袋に入れ
タオルに包み張っている母乳箇所を冷やします
一日に数回繰り返すと3〜4日頃には随分引いてきます
乳腺炎予防です。



L生後4日目 捕乳になれたかな。
頭数が多い場合や母乳の出が悪い場合哺乳が必要です
なるたけ早くから哺乳に馴れるようにしておくと楽です
例)8頭の子犬の場合
4頭ずつに分けて、1グループは母乳のみ2グループは哺乳+母乳
1グループを母犬につけて、2グループは哺乳していく
1グループの母乳が終わってから2グループを母乳につける
このサイクルを交互に行うと時間短縮で母犬の母乳の状態も非常に
良い状況を保てます。また子犬も哺乳を嫌がることなく
順調に体重を伸ばすことが出来ます。



M母乳が出なくなった時点で哺乳を始めると感触が違うので嫌がる
子犬で苦労します







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